― 仲間の想いを知る市萬には常にチャレンジできる土壌がある！深い学びの先に掲げるビジョンとは
賃貸事業部
下田 晃大
東京都出身。大学卒業後、石膏ボードメーカーにて建物の耐火・遮音・耐震・空気環境に関わる製品の提案営業を経験。前職在職中に建築学科の学位を取得後、二級建築士資格を取得。その後、株式会社市萬へ入社。「築年数が古い」「駅から遠い」など、さまざまな問題を抱えた賃貸不動産の課題分析および満室化に向けた提案や、建物長期活用のための建物メンテナンス提案を行う。
東京都出身。大学卒業後、石膏ボードメーカーにて建物の耐火・遮音・耐震・空気環境に関わる製品の提案営業を経験。前職在職中に建築学科の学位を取得後、二級建築士資格を取得。その後、株式会社市萬へ入社。「築年数が古い」「駅から遠い」など、さまざまな問題を抱えた賃貸不動産の課題分析および満室化に向けた提案や、建物長期活用のための建物メンテナンス提案を行う。
建築業界から不動産へ、キャリアを活かした転身の理由
―― 不動産業界や今の職種に興味を持ったきっかけを教えてください。
私は元々建築材料のメーカーにいまして、そこで営業として10年勤めました。前職在職中に建築士の資格も取って、仕事で現場に行くことや建築士の方とやり取りすることもあったので、不動産業界には自然と興味が向いていたと思います。
今までの経験を活かしたい想いも強く、市萬を知って応募をしたところ面接をしていただけることになり、そこで初めて社長にお会いして、今までに感じたことのないプロフェッショナルな雰囲気とオーラを感じたのがきっかけです。
―― 社長の存在感がすごかったんですね！
はい。その際社員の方々にもご挨拶させてもらったんですけど、頂いた名刺に資格がたくさん書かれていて、オフィスには本がズラッと並んでいて、その光景にも衝撃を受けました。
というのも、前職では勉強したり学ぶことに対して、出る杭は打たれるみたいな空気感が少なからずあって…。市萬には会社自体に社員の頑張りや努力に対して前向きな雰囲気があって、自分もこちら側で働きたいと思った記憶があります。
大学院での学びと社内制度で深める、専門知識と組織力
―― 下田さんご自身は、今なにか学んでいることはあるんですか？
入社してから大学院に通っています。
―― それは、不動産に関することを学ぶために？
いえ、会社の経営について学んでいます。私は賃貸オーナーへのコンサルティング業務を担当していますが、今以上にお客様の賃貸経営が成功するように学びを深めています。
そもそも、お客様に対するサービスって組織で提供するものなので、組織の力を高めることが求められるのですが、前職が営業で、ある意味ずっと個人プレーだったこともあって、自分に組織というものを考える能力が備わっていないと限界を感じたんです。社長からも研修を受けることを勧められて、今通っている大学院に辿り着きました。
―― 下田さんのように「学びたい」という方たちに対して、会社として取り組んでいることはあったりしますか？
「コンサルタントミーティング」や「成功事例発表」というのを定期的に実施して、新しい情報や周りの人が得た知識を常に共有しています。それから「書籍購入支援」という制度もありまして、買いたい書籍があれば会社が補助してくれるんです。私は心理学の本を購入しました。
―― そんな、積極的に学び続ける多忙な下田さんですが、25周年プロジェクトのリーダーも担当されたそうで。どんな想いで参加されましたか？
常に会社を良くしたいという想いがあって、少しでも貢献できたらと思って参加をしまして。始めはお手伝いという形だったのですが、最終的にはリーダーを任せてもらいました。ちなみに、今回メンバーもいろんな方が居て、会社のためにチャレンジしたい気持ちがあれば立場関係なく誰でも参加できるんです。社内のその雰囲気がすごくいいなぁと思っています。
―― 実際、どんなことをされたんですか？
25周年を記念したパンフレットや動画を作成したり、先日お客様を新オフィスにお招きして交流会も実施しました。今後もみなさんへの情報提供をメインに活動を続けていく予定です。
仕事・育児の両立と社員の満足度向上を目指す、
未来への挑戦
―― 大学院に通いつつ、プロジェクトリーダーもされている下田さんはまだ小さなお子様がいらっしゃるそうです。仕事と育児の両立はどうされているのでしょうか？
会社は19時には完全退社なので、帰宅後に家事や育児の時間は取りやすいです。ただ、自身の話で言うと今学生という立場でもあるので…。家族のサポートに心の底から感謝をしています。
会社としては、自分と同じくまだ小さなお子さんのいる男性正社員が奥さんと共働きなのですが、16時に退社してお子さんを保育園に迎えにいったあと、自宅で2時間働くという形を受け入れていますね。
―― それはすごいですね！確かに、子育て中の女性社員さんも早い時間にあがられる方や、週に2,3日勤務の方がいたりとか、その人に合った働き方ができるんだなっていうイメージがあります。
そうですね。業務の効率面で言うとまだまだ課題はありますが、お互いに理解をしながら、みんなが働きやすい雰囲気を作ることは大事ですよね。
―― では最後に、まさに今学んでいる経営や組織の観点から、今後市萬をどうしていきたいのか聞かせていただけますか？
一番はお客様あっての会社なので、良いサービスを提供することを起点にしつつ、組織自体をより良くすることも考えていきたいですね。つまり、従業員の満足度って言うんですかね。実はそう言うものって見過ごされがちなんですけど、すごく大事だと感じていて。定期的に可視化することを提案したいなと思っています。
インタビューを終えて
「基本、会社以外の時間は全て勉強しています」と、おっしゃっていた下田さん。まだ幼いお子さんもいらっしゃって仕事も忙しい中、彼の学び続ける姿勢には尊敬の念しかありません。そんな多忙を極める下田さんですが、25周年プロジェクトのリーダーを担ったり、地域の活動にも積極的に参加をされたりと、誰よりも周りとのコミュニケーションを大切にしている印象が強く、取材で語られた「満足度」のお話も社員さんとの関わり合いの中で感じ取ったことなのだろうと、下田さんらしさを感じました。今後も市萬のムードメーカーとして、社内をさらに活気づけていただきたいです。
取材ライター：平床麻子
世田谷区用賀在住。4児の母。ライター、モデルの傍ら、NPO法人neomuraの理事として地域活性に携わる中で市萬と出逢う。現在は広報やライティングを軸に業務をサポートしている。
