不動産優良化による社会への貢献
不動産は、地域社会や人々の働き方、暮らし方などと強い関わりを持ちます。当社では、不動産の優良化を通じて、不動産保有者の課題解決はもちろんのこと、その地域や社会に内包する課題の解決にも取り組んでいます。その取り組みが、不動産のより永続的な優良化実現に繋がると考えています。
1.街並み・街づくりへの貢献、地域のコミュニティ活性化
自主管理歩道、デザインタイル等の設置により街並み形成にこだわった土地活用
建物位置を後退させ、敷地内に自主管理歩道を設置。歩道にはデザインタイルを配置することで、ゆとりや温もりを感じる街並み形成が実現しました。
2.少子高齢化への対応、子育て支援
3.健康で快適な生活・職場環境の整備
ごみ置き場・駐輪場等の共用部整備
当社の賃貸不動産管理では、集合ごみ置き場・駐輪場・集合ポスト等、基本的共用設備を原則設置。
暮らしに必要な最低限の設備を提供することで、入居者様に末永く快適にご利用いただける物件づくりに取り組んでいます。
4.地域経済の活性化、イノベーションの創出
スタートアップ企業との柔軟な契約条件の締結
スタートアップを目指す若手経営者に対し、入居初期の賃貸借契約条件を緩和することによって事業の拡大を支援しています。事業拡大後には、企業の売上と連動して貸主側へのインセンティブを強化してもらうことにより、貸主借主双方がWIN-WINとなる契約プランです。
商店街と連携したテナント誘致
土地の有効活用にあたり、地元の商店街と連携して街の課題を共有。単に賃貸条件の良いテナントを誘致するのではなく、商店街や街が抱える課題をも解決し、経済活性化に繋がるテナント誘致が実現しました。
5.既存ストック資源の再活用
鉄筋コンクリート造80年、木造60年を前提とした建物管理
当社では鉄筋コンクリート造80年、木造60年を前提とした建物の管理運営を行っています。建物を長期活用することは、オーナー様にとって収入面のメリットがあるだけでなく、温室効果ガス排出量の削減や廃棄物排出量低減など、環境問題にも貢献できる施策です。
ワンルームマンションの間取り変更を伴う長期活用の研究
東京工芸大学工学部 建築コース森田研究室と共同で、東京圏郊外ワンルームマンションについて、既存建物への適切な中間投資により、建物長期活用を実現する選択肢としての「二戸一化(二戸を一戸に統合する間取り改修)」の費用対効果を検証するとともに事業性の評価等を行いました。